ごあいさつ
「クローバー・リーフ」のホームページをご覧いただきまして、ありがとうございます。
「クローバー・リーフ」は群馬県伊勢崎市にある、主婦が自宅に構えた、小さな小さなデザイン事務所です。
Macの横には娘のお絵描きや、息子の戦隊ヒーローのおもちゃが転がっているような空間で、日々にぎやかに、時にはケンカを仲裁しながらゆっくりと仕事をしています。
『理想のデザイナー像』とかけ離れて行く自分に、焦っていた時期もありました。
けれど、15年前の自分より、今の私はたくさんの経験を重ねて来たことで、多くの視点を持っています。生活者だからこそできる提案がたくさんあることに気づいてから、焦りはなくなりました。
以前は持っていなかった主婦の視点、母親の視点は私がデザインをする上でとても大切にしている視点です。
大きな財産とも言えます。
生活者の視点とデザイナーの視点を大切に、日々お仕事をさせていただいております。

クローバー・リーフの由来
子どものころ「人を幸せにする職業」に就こうと思っていた私。この仕事が好きで、この仕事の可能性に気づき始めた時、一度目の転機が訪れました。パートナーの独立でした。その時の屋号が私の提案した「クローバーリーフ」です。当時は「好きなデザインを思いきりやりたい!結果、人が喜んでくれたら…」という程度、お互い甘かったのです。何よりも今とは心持ちがずいぶんと違います。書く必要もなく想像できるでしょうが、すぐに会社をたたむことになりました。
一度失敗をした屋号を使用するのは縁起が良くないかも知れません。けれど、私には思い入れがありました。若い頃の失敗を繰り返さないためにも「cloverleaf」で挑戦してみたかったのです。そこで、画数を1画増やし「クローバー・リーフ」としました。
この「cloverleaf」四ッ葉のクローバー型の立体交差を意味しています。止まることなく進みたい方向に進むことができる優れものです。ゆっくりでもいい、違う道を選んでもいい、けれど歩みを止めることなく着実に自分の道を進んでいけたらいいな…と思うのです。クライアント様が迷った時にも、クライアント様の進みたい方向へ道案内できるような、そんな存在になりたいと思っています。
高校生の頃、挿絵画家を目指し千代田工科芸術専門学校へ進学。卒業後、高崎市にある老舗デザイン事務所に入社。素晴らしい先生(社長)と先輩方に恵まれ、デザインの基礎を学ぶ。1人目の妊娠を経て、NPO法人ぺぱーみんとかんぱにーに参加。子育て支援のイベントおよび情報誌の編集作業に従事。2人目が1歳になるのを機に、県内の経済動向を伝える新聞社に入社。新聞の紙面制作、広告制作を中心に、イルミネーションのデザインやwebデザイン等に従事。ワークライフバランス向上のため、自宅にて個人事務所「クローバー・リーフ」を設立。現在に至る。